2018年6月14日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 ラジオ体操 夏休みの思い出といえば、朝の爽風(そうふう)を満喫しながら通ったラジオ体操であり、参加スタンプを押してもらうのが楽しみであった。 ラジオ体操の歴史は古く、1928年(昭和3年)にまでさかのぼる。 「新しい朝が来た希望 […]
2018年6月15日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 昭和の夏 蝉の声にも鳴き疲れが見える夏の昼下がり、熱気を切り裂(さ) くようにチャリン・チャリンの音が聞こえてくる。 自転車の荷台にアイスキャンデーという幟(のぼり) を掲(かか) げたおじさんである。そのおじさんが通り過ぎな […]
2018年6月16日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 水 宇宙の中でただ一つ満々と水を湛(たた) える地球は、別名「水惑星」とも呼ばれる。その水の97%が海水であり、世界広しといえどもそのまま飲める安全な水はほんのわずかである。 四大文明が示すように人は川(河)と共に栄えて […]
2018年6月17日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 海の日 歴史が浅く馴染みは薄いが、「海の日」は平成7年に制定された。海の日とは海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願うというものである。 海水の塩分濃度は、蒸発量の多い南の海ほど高いが、平均すると海水1キログラム中、約35グ […]
2018年6月18日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 親潮と冷害 「冷害は海からやってくる」といわれてきた。 北日本では冷たい親潮から送り込まれる北東気流のことを山背(やませ) と呼び、冷害をもたらす元凶といわれてきた。日本の本格的な海洋観測が三陸沖で始められたのは、このためである […]
2018年6月19日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 蝉 梅雨明けを暗示する雷鳴が終わると、一斉に鳴き出す蝉しぐれが夏の到来を告げる。 夏の思い出といえば誰しもが経験した蝉捕りであろう。虫捕り用の網などなかった頃は 竿先に輪っぱを作り、そこに蜘蛛(くも) の巣の糸を絡め蝉捕 […]
2018年6月20日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 「らしさ」 昭和40年代であったであろうか、教育現場をはじめ全国的に「男らしさ」、「女らしさ」というのは差別ではないかという風潮が高まった。以来、梅雨も男性的とか女性的という言葉は使わなくなり、アメリカ女性の名前をつけていた台風名 […]
2018年6月21日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 7月-文月 冷暖自知 いよいよ夏休み。子供達は海に山に里帰りにと、それぞれに思いを馳せる。 学校における勉強や教科書による知識はほとんどが疑似体験であるが、身をもって知る夏休みの実体験ほど身につくものはない。 「冷暖自知」という言葉があ […]