2018年7月21日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 日本の紅葉 昔懐かしい名曲「美(うるわ) しき天然」の歌詞に「春は桜のあや衣、秋は紅葉 (もみじ) の唐錦(からにしき)、夏は涼しき月の絹、冬は真白き雪の布…」とある。 日本の四季が実に美しい言葉で表現されているが、中でも世界一 […]
2018年7月22日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 観光日本 先にも触れたが、長年日本の気象と四季を眺めてきたためか、これまであちこちで日本ほど素晴らしい国はないという持論を唱えてきた。 繰り返しになるが、日本は自然も人もやさしく、文化においては世界に類を見ない独特のものを育ん […]
2018年7月23日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 木犀 早春の空気を和らげるように匂い立つのは「沈丁花」、初夏の雨上がりにむせぶように香るのが「クチナシの花」、秋天の何処からともなく漂いくるのは「木犀(もくせい) 」、冬日和の中でゆかしく鼻孔(びこう)をくすぐってくるのが「 […]
2018年7月24日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 鯖街道 福井県や岡山県には、今も「キョウトイ」という言葉が残っている。 「あの犬は〝きょうといで〟」といえば「あの犬は怖いで」という意味になる。 昔は若狭の海で獲れた鯖を京都まで運んでいた道を「鯖街道」と呼び、「京は遠ても […]
2018年7月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月11日 四季 10月-神無月 酷寒の地 あの蒼(あお) き狼といわれたジンギスカンの生地モンゴルでは、間もなく広大な大地から緑が失せはじめ、酷寒の冬を迎える。 かつてアジアからヨーロッパに至る史上空前の大勢力圏を築いた彼の野望とエネルギーは、今なお謎とされ […]
2018年7月26日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 もず 秋陽真っ只中、「キーキー、キチキチキチ…」。長閑(のどか)な秋日和の静寂をけたたましく破るのが「百舌(もず) 」の奇声である。 彼らの高鳴きが耳につきだすと、アーやっと秋になったかという感じがする。 百舌は読んで字 […]
2018年7月27日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 時代を恨まず ある図書館であったと記憶しているが、そこで読んだ特攻隊員の手紙が忘れられない。 当時、特攻基地であった鹿児島県の「知覧(ちらん)」という地名も、この時はじめて知った。手紙は「父上様、母上様への感謝文」から始まり「祖国 […]
2018年7月28日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 10月-神無月 芒 日本の秋を代表する芒(すすき) が真っ盛り。川の土手や山裾に群生し、秋の斜光に煌(きらめ) き揺れる穂波は幻想的で人を魅了(みりょう)する。 秋の七草の一つに数えられる芒は、花穂も色合いも地味であるが、秋を描いたり、 […]