日本を絶賛した外国人

  日本には室町以降有名・無名を問わず多くの欧米人がやってきているが異口同音に日本人を褒めたたえ民度の高さに驚いている。
 以下はお馴染みのフランシスコ・ザビエル(宣教師)・マシュー・ペリー(黒船)・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲=日本民族学者)の三名を紹介する。
 ザビエルはスペインで生まれの聖職者であり、宣教活動のため室町末期に日本にやってくる。
 この後ポルトガル人による鉄砲伝来となり戦国時代は益々混とんとすることになる。
 まずザビエルであるが彼は日本滞在中に次のような言葉を残している。

  • 「この国の人々は今まで発見された国民の中で最高であり、これほど優れた人々は異教徒の間では見つけられない」
  • 「日本人は驚くほど名誉心の強い人々で、他の何よりも名誉を重んじる」
  • 「大部分の人は貧しいが武士も人々も貧しいことを不名誉とは思わない」

 凄い言葉が並んでいるが日本人は当時から素晴らしい矜持(きょうじ)を持っていたということになる。
 その後日本はキリスト教国などとの争いを危惧して鎖国制度を取ることになるが幕末にやってきたペリー提督も次のような凄い評価をしている。

  • 「人民の発明力をもっと自由に発達させるなら日本人は成功している工業国にいつまでも劣ってはいない」
  • 「日本人はまたとない学問好きで研究心の強い国民である」
  • 「日本人が一度文明世界の過去及び現在の技能を所有したならば強力な競争相手として将来の機械工業の成功を目指す競争者に加わるだろう」

 当時の日本の識字率は世界一といわれおり、精神文化においても欧米列強国をはるかに凌(しの)いでいた。
 従って今でこそ日本は機械文明に遅れているがいずれ自分たちに追い付くであろうとの畏怖(いふ)の年を抱いていたのではないかと思われる。

 また、小泉八雲は「日本の面影」を執筆し、日本女性と結婚する。
 彼は以下のような言葉を残している。 

  • 「日本の美しさと精神性に惚(ほ)れた」
  • 「私は日本人よりも本当の日本を愛するのです」
  • 「西洋人が雑音としか聞こえない蛙や虫の声を愛(め)で哀感(あいかん)として受け取るようになるまでに日本の心を感じ取るようになるだろう」

 彼らの言葉からしていかに日本人は古くから資質が高く、矜持をもって暮らしていたかが伺える。