2018年9月1日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 雑節と農事暦 「雑節(ざっせつ)」という言葉は、普段あまり耳にしないが、立春から大寒までの二十四節気を補完する言葉である。 二十四節気は太陽の運行を二十四等分し、農事の目安として黄河流域の自然を対象に作られた。ところが、これをその […]
2018年9月2日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 背病み(空っぽ病み) 今も昔も一日は二十四時間だが、その昔は夜なべ仕事があり、厳寒期の朝は暗い中から凍(い)て水を汲(く)み、火を起こした。目が覚めると御飯が炊(た)きあがっており、部屋も暖まっている現代に比べると当時の一日はずい分と長かっ […]
2018年9月3日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 雪山 真っ白な新雪が降り積もった後の雪山ほど感動することはない。 小雪(こゆき)が残っていようが青空が広がっていようが、寒気が去って冬型が緩むと雪山の表情は一変し、辺り一面が光り輝く。真新しい雪景色の中に佇(たたず)むと、 […]
2018年9月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 ふくら雀 枯れたセイタカアワダチソウが林立する空き地で、かまびすしく雀が群れている。 よく見ると、一本一本の枝に一羽ずつ雀が乗っかっている。ふっくらと羽を膨らませ寒 風に揺らぐその姿はひょうきんで微笑(ほほえ)ましいが、餌(え […]
2018年9月5日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 どんど焼き 一昔前まではあちこちの御旅所(おたびしょ) や神社などで地域総出のどんど焼きが行われていた。 「左義長(さぎちょう)」とも呼ばれ、地方によっては今も青竹や薪(たきぎ)を立てかけ、老若男女が集(つど)って盛大に行われる […]
2018年9月6日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 年寄り転ぶな風邪ひくな 「寒参(かんまい)りに汗をかく」とか「小寒の氷大寒に解(と)く」という言葉がある。 昔から「寒」の真中(さなか)といえども、思わぬ暖かさがやってくる年があったのであろう。 寒さのピークは年によって異なるが、一般的に […]
2018年9月7日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 新たまの年 日本では今も昔も、お正月には年神様(としがみさま)を迎えるための注連縄(しめなわ)や門松・神棚(かみだな)などを設け、お節(せち)料理で新年を祝う。 祭具(さいぐ)に用いる品や材料は地域によって異なるが、いずれも新年 […]
2018年9月8日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 四季 1月-睦月 阪神・淡路大震災 阪神・淡路大震災の当日は、大阪管区気象台が入る合同庁舎内の一六階で勤務をしていた。激震と同時にテレビ、水屋、本棚等がぶっ飛び、職場は足の踏み場もない状況となる。 ただならぬ地震とは感じても、ここはビルが高いので揺れが […]